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2016年12月15日(木)、広島弁護士会館で開催された社会保障研究会定例学習会「精神の障害に係る等級判定ガイドラインについて」に濵田と山田が参加しました。講師は、呉の社会保険労務士 畝田谷さん。普段から障害年金の請求手続きに携わっておられる方です。

学習会では、都道府県により等級の判定に格差が生じていることが課題となっていたことや、その解消策として9月から「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」が運用開始となった ことについて説明がありました。診断書の「日常生活能力の程度」の4段階評価と「日常生活能力の判定」の5段階評価による等級の目安が示されたことは、曖昧だった基準が明確になった点で大変興味深く、医師にむけた「診断書記載要領」は家族が読んでもわかりやすいものでした。これから相談に来られるご家族には、これらの資料をお渡しし、医師に症状を伝える時の材料にしていただくことにします。

精神の障害に係る等級判定ガイドライン、診断書記載要領のダウンロードは年金機構のホームページからダウンロードできます。http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/ninteikijun/20160715.html

この学習会には、医師や病院のソーシャルワーカーも参加されており、熱心に質問していました。患者さんに役立つ情報を求めてたくさんの支援者が勉強されていること感じ、心強い気持ちになりました。